口臭への対策

04     病的口臭への対策

舌苔による口臭では、病的なケースも考えられます。これは、そもそも体に何らかの病気があって、そのせいで舌苔が異常なものとなって口臭を発生させているものです。

そのため、この口臭をなくすためには、まずその素となっている病気の治癒を考える必要があります。黄色く変色した舌苔が舌に付着している場合は、何らかの病気を疑いましょう。

ただし、直前に摂った食事によって変色する場合もあるので、色をチェックするときは注意をしなければなりません。とくに、タバコをたくさん吸ったりコーヒーを飲みすぎると、黄色い舌苔ができやすくなります。病気ではありませんが、健康な生活を心がけるように、という警告と捉えたほうがよいかもしれません。

また、白い舌苔でも長い間放っておくと、白さが濃くなり異常なものとなってしまいます。この舌苔のもとでは嫌気性細菌が繁殖し、舌そのものにまで細菌が定着してしまいます。そして、つねに口内で悪臭を放つようになってしまいます。これも病的な舌苔となっているケースといえます。この病的な舌苔を通常の白い舌苔と見分けるのはとても難しいものです。

舌そのものにまで影響を及ぼすこの舌苔をなくすには、生活の改善が効果的ですが、舌そのものに嫌気性の細菌が定着しているために完全な除去は難しいものでもあります。いくら舌苔を除去しても口臭が消えない場合は、歯科医に相談してみることをおすすめします。病的な舌苔の完全な除去には、専門的な知識なども必要になるので、時間をかけたケアを考えましょう。