口臭と口腔内の病気

ドライマウスによる口臭

つねに口の中が乾いている状態になりやすい口のことをドライマウスといいます。ドライマウスになるいちばんの原因は、唾液の分泌が弱くなっていることがあげられます。タバコをよく吸ったり、食生活が不規則であったり、口で呼吸することが多かったりすることで口の中が乾燥しやすくなり、そのせいで唾液の分泌が弱くなるとドライマウスになりやすいとされています。

これら生活習慣による原因のほか、ドライマウスになる原因として、老化によるものや唾液分泌腺の機能が低下してしまっていることなどがあります。さらには、糖尿病や薬によるものなども考えられます。

ドライマウスになると、口臭の素となる嫌気性細菌の繁殖が促されてしまいます。唾液による口の中の清浄作用が弱まってしまうためです。

喫煙や不規則な食生活などによるドライマウスは生活習慣によるものなので、口臭自体も生活を変えていけば防げます。また、口で呼吸する習慣が身についてしまった人も、鼻で息をすることに慣れるようにすれば、ドライマウスを改善するのは難しくありません。しかし、糖尿病などの病気によるものは、病気とともに治していかなければならないので、改善されるには時間がかかると考えてほうがよいでしょう。

そのようなケースでは、唾液の分泌を助けるような対処法がおすすめです。いちばん良いのは、ガムを噛んで唾液の分泌を促すことです。また、定期的に水を飲んで口の中の乾きを避けるようにしてもよいでしょう。